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水溶性食物繊維に分類される多糖類。コンニャク芋に含まれる。
グルコースとマンノースから成る。
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ヘミセルロースのひとつ。被子植物の細胞壁に含まれる、ガラクトースを含むグルコマンナン。リンゴに含まれるガラクトグルコマンナンにヒト大腸がん細胞の増殖抑制作用があることが示唆されている。リンゴガラクトグルコマンナンはマンノース、グルコース、ガラクトースが6:3:1の割合で含まれ、グルコースとマンノースがβ-1,4結合した直鎖構造と、そのO-6位にガラクトースが結合した構造を有する。グルコマンナンは陸上植物で保存された細胞壁多糖類であり、植物種によっては、ガラクトースが結合したガ…
サトイモ科コンニャク属の植物であるこんにゃくの根茎(芋)を原料とする食品。漢字では蒟蒻。こんにゃく芋に含まれるグルコマンナンが水を吸収すると膨張し、非常に容積が大きい粘度の高いコロイド状態となる。これに石灰水やその他のアルカリを加えて加熱することで凝固して半透明の弾力のある塊となる。生のこんにゃく芋から作られるこんにゃくは黒色になるが、含まれるグルコマンナンのみを集めた精粉から作られるこんにゃくは色が白い。こんにゃく芋由来のグルコシルセラミドの経口摂取はマウスやヒトにおいて、…
ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6天然にはD体(D-グルコース)として存在する。グルコースとだけ書いた場合はD-グルコースのことを指す場合が多い。構造によってα-D-グルコースとβ-D-グルコースの2種類に分けられる(立体異性体)。食品に含まれるマルトースやスクロースなどの二糖類やデンプンは消化液に含まれる酵素によって分解されグルコースを生じる。大部分は…
植物や真菌の細胞に存在する、細胞を取り囲む構造体。植物の細胞壁はセルロースを主成分とする。細胞壁には2つの種類が確認されており、含まれる物質などが異なる。多くの被子植物の細胞壁はタイプ I とよばれ、セルロースとキシログルカンが多く、ペクチン、アラビノキシラン、グルコマンナン、ガラクトグルコマンナンなどが含まれる。…一方、単子葉類の一部(イネ目)の細胞壁はタイプ II とよばれ、セルロースとキシラン(グルクロノアラビノキシラン)、1,3-1,4-β-D-グルカンが多く、ペクチ…
多糖類の一種。ヤマイモの粘性物質はマンナンと糖タンパク質から構成される。-グルコマンナン-ガラクトマンナン
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