健康用語WEB事典

グルコース-6-ホスファターゼ(glucose-6-phosphatase : G6Pase)

グリコーゲンの分解や糖新生の最終段階である、グルコース-6-リン酸加水分解してグルコースを生成する反応を触媒するホスファターゼ脱リン酸化酵素)。*1

主に肝臓腎臓発現するが、精嚢毛様体卵管などにも見られる。*2*3

G6Pase発現インスリングルカゴンなどのホルモンによって転写レベルで厳密に制御されている。インスリンによる転写抑制にはFOXO1が主要な役割を果たす。*4

グリコーゲン病Ⅰ型フォン・ギールケ病)はG6Pase遺伝子変異によって小胞体内腔で行われる反応が阻害されることが原因の80%を占める。*5

*1信州大学 糖の貯蔵と糖新生: http://zen.shinshu-u.ac.jp/modules/0052002005/main/main.pdf
*2福岡大学 理学部 機能生物科学研究室 糖新生: http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/gluconeo.htm
*3関西医科大学 解剖学講座 本学70周年記念研究紹介(金村教授時代) 種々の臓器のcell typeにおけるglucose-6-phosphatase(G6Pase)活性の生理的役割: http://www3.kmu.ac.jp/anat1/kenkyu/kana-kenkyu/index.html
*4KAKEN — 研究課題をさがす | AT-hook型因子HMGA1の糖新生新規フィードバック制御の解明 (KAKENHI-PROJECT-21780307): https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21780307/
*5東京大学医学部附属病院 NEJM 勉強会 2018年度第11回 黒住篤優: http://plaza.umin.ac.jp/~NEJM/data2018/11/1811-c.pdf

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このページの最終更新日時: 2020-05-12 (火) 09:25:51