健康用語WEB事典

グルタミン酸デカルボキシラーゼ(glutamate decarboxylase : GAD)

グルタミン酸からカルボキシル基を外してγ-アミノ酪酸代謝する反応を触媒する酵素グルタミン酸脱炭酸酵素とも呼ばれる。

舌下腺空腸皮膚発現する。

活性中心ピリドキサール-5′-リン酸PLP)を持つビタミンB6酵素であり,グルタミン酸基質として,α位カルボキシ基脱炭酸する反応を触媒する.大きな特色は,興奮性神経伝達物質基質として,抑制性神経伝達物質を合成すること,そして,二酸化炭素炭酸ガス炭酸イオン)を作るかたわら,プロトンを等量消費することである.*1

*1GABA合成酵素グルタミン酸デカルボキシラーゼの発現場所での役割分担: https://seikagaku.jbsoc.or.jp/10.14952/SEIKAGAKU.2015.870333/data/index.html

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このページの最終更新日時: 2018-03-31 (土) 12:38:54