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グルタミン酸を神経伝達物質として興奮性の伝達を行う神経。
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興奮性アミノ酸のひとつ。Gluとも表記される。中枢神経系において主要な興奮性神経伝達物質で、脳の70%の神経細胞が神経伝達物質として用いる。記憶や学習などに重要な役割を果たす。情報伝達の役割を終えたグルタミン酸は主にアストロサイトに取り込まれ、グルタミン合成酵素によりグルタミンに変換されてアストロサイト外に放出される。その後シナプス前終末に取り込まれてグルタミン酸に変換され、再度シナプス小胞に蓄えられる。一方、グルタミン酸が過剰に増えると、興奮毒性と呼ばれる神経細胞障害作用が…
アルコール依存症に対する治療薬。国内では2013年5月に承認された。アカンプロサートのカルシウム塩の商品名はレグテクト。NMDA受容体に作用し、グルタミン酸作動性神経の活動を抑制する。-アナフィラキシー-血管浮腫
延髄の神経核。巨大細胞性網様核とも。孤束核から入力を受け、青斑核にグルタミン酸作動性神経を投射する。
延髄の一部。以下の部位に分けられる。-吻側延髄腹外側野(頭側延髄腹外側野)-尾側延髄腹外側野延髄腹外側野におけるグルタミン酸作動性神経は中間質外側核に投射する全ての神経細胞の約1/4を占める。
脂肪酸結合タンパク質のひとつ。心臓由来脂肪酸結合タンパク質とも。心筋の細胞質成分に豊富に存在し、心筋細胞内で遊離脂肪酸の細胞内輸送に関与し、心筋細胞へのエネルギー供給に重要な働きを担っている。胸痛発症後2時間以内の超急性期から鋭敏に反応する心筋傷害のバイオマーカー。胎生期の脳において発現は認められないが、成熟期の脳の神経細胞に発現し、神経細胞での脂肪酸の取込みや輸送に関与している。大脳皮質から線条体へのグルタミン酸作動性神経の神経終末と、線条体のアセチルコリン作動性神経の細胞…
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