健康用語WEB事典

ケトーシス(ketosis)

ではなく脂質(からできるケトン体など有機酸)を主な栄養源とする状態*1または、その状態によって引き起こされるケトン体の蓄積によって起こる症状。ケトン症高ケトン血症とも呼ばれる。

ダイエット摂食障害一型糖尿病インスリン依存型糖尿病)で起こる。*2

血液中にケトン体という脂質代謝産物がたまって、ケトーシスという状態におちいります。ケトン体は強い酸性の物質のため、 血液が過度に酸性になり、重症な場合には昏睡状態におちいることもあります(これを糖尿病性ケトアシド-シスといいます)。*3

ケトーシスでは、通常はクエン酸回路で処理されて水と二酸化炭素となるアセチルCoAが、肝臓ケトン体であるアセト酢酸β-ヒドロキシ酪酸代謝される。

*1Are carbohydrates holding us back from our true potential? Exploring the possibilities of a ketogenic diet. » the nerve blog | Blog Archive | Boston University: http://sites.bu.edu/ombs/2013/10/15/ketosis/
*2糖質制限ダイエット中に発症した色素性痒疹の1例 山佳那子 田蒔舞子 飛田泰斗史 徳島赤十字病院 皮膚科: http://www.tokushima-med.jrc.or.jp/hospital/14/2017pdf/012.pdf
*3浜松医科大学 健康社会医学講座 糖尿病の病型分類: http://www2.hama-med.ac.jp/w1a/health/old_site/kyouiku/jisshu/1998_05/1998_05_type.html

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このページの最終更新日時: 2018-04-16 (月) 10:07:21