ケメリン(chemerin) †
ヘパトカイン(アディポカイン)の一種。ケモカイン型の分泌タンパク質。
ケメリンは免疫系や糖代謝、脂質代謝を調節する。また、樹状細胞やマクロファージ、NK細胞を炎症部位に誘引する作用を持つ。インスリン分泌の調節やグルコース取り込みの調節、脂肪前駆細胞から成熟脂肪細胞分化の調節などの働きも報告されている。*1*2
ケメリンの受容体として、以下の3種類のGタンパク質共役型受容体が確認されている。牛においてケメリンは主に肝臓から分泌される。*3
*1栄養生理研究会報 2015 反芻動物におけるヘパトカインとしてのChemerinとANGPTL8の発現調節: http://www.agri.tohoku.ac.jp/ruminol/eiyoseiri/59(2)1-Expressional%20regulation%20of%20novel%20hepatokines,%20chemerin%20and%20ANGPTL8,.pdf
*2KAKEN — 研究課題をさがす | 反芻家畜におけるアディポカインとしてのケメリンの内分泌代謝と生産性への影響 (KAKENHI-PROJECT-14J05480): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-14J05480/
*3KAKEN — 研究課題をさがす | ケメリンと他のアディポカインの相互作用の解析によるウシ体脂肪蓄積と脂質代謝の解明 (KAKENHI-PROJECT-25292158): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-25292158/
*2KAKEN — 研究課題をさがす | 反芻家畜におけるアディポカインとしてのケメリンの内分泌代謝と生産性への影響 (KAKENHI-PROJECT-14J05480): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-14J05480/
*3KAKEN — 研究課題をさがす | ケメリンと他のアディポカインの相互作用の解析によるウシ体脂肪蓄積と脂質代謝の解明 (KAKENHI-PROJECT-25292158): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-25292158/
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このページの最終更新日時: 2018-03-17 (土) 17:24:21