ダフナンジテルペンのひとつ。サクラネチンの代謝産物。*1
沈香葉に含まれるゲンクワニン配糖体(ゲンクワニン-5-O-β-プリメベロシド)は腸の筋収縮を作動させるアセチルコリン受容体に働きかけ、蠕動運動を穏やかに促進し便秘を改善する作用を持つことが報告されている。*2
関連する用語
糖と糖以外の化合物が結合してできる化合物の総称。グリコシドとも呼ばれる。配糖体を構成する糖ではない部分をアグリコンと呼ぶ。糖が結合した化合物は水に溶けやすくなったり、元の化合物より安定性が増大したりといった利点がある。糖とアグリコンの結合の仕方によって以下のように分類される。-O-配糖体(可逆的な配糖体)-C-配糖体(非可逆的な配糖体)
イネの主要なフラボノイド型のファイトアレキシン。代謝によってゲンクワニンとなる。イネいもち病菌に対する抗菌活性を持つ。ヒトを含む動物に対しても、脂肪細胞誘導効果や抗炎症効果が報告されている。
東南アジア諸国の密林で採取される香木。
沈香の葉のエキス中から見出された、瀉下作用を示すゲンクワニン配糖体。
代謝によって生じる物質の総称。-中間代謝産物-最終代謝産物(終末代謝産物)-一次代謝産物-二次代謝産物
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