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ピコルナウイルス科の属のひとつ。*1
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胃腸炎の原因となるコブウイルス。1989年愛知県での生牡蠣を原因として集団発生した胃腸炎患者から初めて分離された。東南アジア、パキスタン、ドイツ、ブラジルなどでも検出された報告がある。直径は30nmでコブ状の表面構造。酸(pH3)に耐性があり、60℃で30分の加熱で不活化する。遺伝子型としてA型とB型があるが、国内ではほとんどがA型。
RNAウイルスの科のひとつ。プラス鎖RNAウイルス。エンベロープを持たない。直径30nmで正20面体のカプシド。エーテル抵抗性でpH3.0の酸性環境においても不活化されない。名前の由来は小さい(pico、ピコ)RNA(ルナ)をゲノムとして持つことから。口蹄疫ウイルス以外のピコルナウイルスは宿主となり得る対象が狭く感染は種に特異的とされる。-エンテロウイルス属--コクサッキーウイルス属--ライノウイルス属-パレコウイルス属-へパトウイルス属-コブウイルス属-カルディオウイルス属…
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