健康用語WEB事典

コーニファイドエンベロープ(cornified envelope)

表皮の構成要素。角化の際にインボルクリンロリクリントランスグルタミナーゼ1スルフヒドリルオキシダーゼによって細胞膜内側に架橋される不溶性の膜。辺縁帯周辺帯コーニファイドセルエンベロープとも。*1

表皮角化細胞発現しているシンタキシン4?細胞の外へと提示されるとコーニファイドエンベロープの形成が促進される。

辺縁帯角化細胞の終末分化の過程で形成される極めて強靱な構造物である。その役割はさまざまな物理的、化学的障害から生体をまもることとされている。辺縁帯の主な構成蛋白インボルクリンロリクリンなどである。形態的には表皮辺縁帯顆粒層最表層において形成され始める。初期には高電子密度の厚さ 15nm 程度の膜であり、角質細胞では厚さ 20nm 程度となり、デスモソームのアタッチメントプラークと連続して細胞膜の内側を囲む。*2

*1関西学院大学リポジトリ 皮膚表皮の角化とsyntaxin-4 との関わり アンタゴニストによる制御 関西学院大学大学院理工学研究科 生命科学専攻 平井研究室 葛野菜々子: https://kwansei.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=25233&item_no=1&page_id=30&block_id=84
*2旭川医科大学医学部皮膚科 山本明美 辺縁帯、ケラチンと層板顆粒に関する最近の知見: http://amcor.asahikawa-med.ac.jp/modules/xoonips/download.php/2005011894.pdf?file_id=1268

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このページの最終更新日時: 2018-11-19 (月) 09:38:46