サイトカイン(cytokine)

免疫細胞分泌する、細胞の増殖や分化、活性化、抑制などを制御する、分子量が6,000~60,000(8,000〜30,000とも)のタンパク質または糖タンパク質の総称。ホルモンと作用は似ているが、ホルモンとは違って主に近くの細胞に作用する。*1*2*3*4

病原体の侵入を受けた組織貪食を行った白血球から分泌され、他のマクロファージなどが集まる目印となる。また、血管を広げて血流を促す。血管が広がることで血漿血管内皮細胞の間から漏れ出すようになり、腫れが生じて神経が圧迫されるため痛みが現れる(炎症)。*5

生体内には微量しか存在しないため、製薬として利用するためにクローニングによって大量生成されている。1979年にIFN-βが初めてクローニングされた。*6

本来局所的に作用する物質であるため、大量に投与すると高熱間質性肺炎などの副作用が起こる可能性がある。

サイトカインの種類*7

以下の様なものがサイトカインに含まれる。

また、その作用の仕方によって以下の様に分類される。

*1第一薬科大学 分子生命化学教室 特別演習 基礎薬学 免疫学関連担当:荒牧弘範: http://square.umin.ac.jp/haramaki/yakudai/meneki/051507.pdf
*2解剖・栄養生理学: http://ocw.eiyo.ac.jp/2bu/kaibou_seiri/pdf/lecture12.pdf
*3技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25
*4西東社 カラー図解 免疫学の基本がわかる事典 鈴木隆二(2015/6/3): https://amzn.to/2SW7bgi
*5技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)
*6ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学
*7技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25

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このページの最終更新日時: 2019-02-16 (土) 10:11:52