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タンパク質の構造をプロリン残基で大きく変換させる機能を持つ酵素。*1
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アミノ酸、イミノ酸のひとつ。主鎖の窒素原子と側鎖が共有結合した環状構造を持つ。分子式は C5H9NO2プロリンは通常アミノ酸のうち唯一のイミノ酸であり,イミノ窒素(第二級アミン)をピロリジン環状に含む環状アミノ酸である.プロリンは甘味を呈する。細胞内で水分含量に関わる浸透圧の調節、活性酸素の消去、タンパク質の安定化などの機能を有し、細胞を多様な環境の変化から保護することが報告されている。グルタミン酸から生合成される。コラーゲンに必須な構成要素。また、オルニチンからオルニチンオ…
毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
プロリン残基のペプチド結合の異性化反応を触媒する酵素。プロリン異性化酵素とも。-Pin1-FKBP-シクロフィリンタグ:
ミトコンドリアに存在するシクロフィリン。ネクローシスにおいてミトコンドリアが正常な機能を失う現象に関与する。
生体内における酵素とは、化学変化において触媒の働きをするタンパク質を指す。生体触媒とも呼ばれる。触媒はそれ自身は変化せず、他の物質の化学反応を促進する。具体的には、化学反応に必要なエネルギー(活性化エネルギー)を下げて、反応の速さを数百万~数億倍にする。食品の発酵も酵素の働きによるものであり、酵母(ギリシャ語では zyme)の中(ギリシャ語では en)で発酵が起きることから酵素(enzyme)と名付けられた。酵素の中には、他の酵素と結合して複合体として働くものもある。例えばク…
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