最近更新された用語
血管の短絡のこと。動脈と静脈を繋ぐ手術は内シャントと呼ばれる。*1
肺における換気の異常は肺内シャントとして区別される。
関連する用語
心臓の右心室または左心室が存在しない、あるいは非常に小さくなる先天性心疾患。生後直ぐにチアノーゼや呼吸の異常が確認される。治療はシャントの形成後のグレン手術およびフォンタン手術。
肺の血管の拡張によって肺胞での換気(酸素と二酸化炭素の交換)が行われない血液が増える状態のこと。肝肺症候群の症状のひとつ。β刺激薬によるβ受容体への刺激は気管支拡張と同時に血管拡張を起こし、肺内シャントを増加させる恐れがある。肝硬変になると、肺の血管に異常がおこることがあります。一つは肺内シャントと呼ばれ、肺の末梢血管が太くなり肺胞での酸素の交換にあたらない血流が増え、その結果体内の酸素が不足する場合であり、肝肺症候群と呼ばれています。コントラスト心エコーによって診断される。
呼吸を行うための臓器。肋骨に囲まれて左右1つずつ存在する。肺臓とも。-右肺-左肺
動脈の血液に含まれる二酸化炭素による分圧。動脈血二酸化炭素分圧の増減は肺胞換気量を反映する。肺胞で低換気となったりシャントがあったりすると増加する。
動脈と静脈を短絡させる手術。人工的な動静脈吻合。透析を行う患者の前腕などに行う。内シャントによって血流量の増加および静脈の拡張が起こり、透析を行いやすくなる。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。