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強膜と角膜の移行部にある、輪走する扁平な管。房水の流出経路。強膜静脈洞とも。*1
関連する用語
主な房水の流出経路。主経路とも呼ばれる。隅角から線維柱帯、シュレム管を経る。
線維柱帯を含めての房水の流出路の場所で、角膜と虹彩の間にあり、シュレム管が存在する。房水が隅角で流れにくくなる緑内障は閉塞隅角緑内障と呼ばれる。隅角とは,角膜裏面と虹彩根部,毛様体,強膜で囲まれた断面が三角形の部分である。隅角は房水の流出路であり,房水の流出を妨げるような障害物がない場合を開放隅角と呼ぶ。
目に存在し、その形状の維持や必要な栄養を運ぶ液体。房水による圧力を眼圧と呼ぶ。眼房水とも呼ばれる。房水は毛様体で産生され、虹彩と角膜に栄養を与えながら隅角にある線維柱帯を通り、その後シュレム管を通って眼の外の血管に流れ出る。
目に入る光を屈折させて網膜の上に集束させる、透明な層状組織。いわゆる黒目。凸レンズの形状をしており、厚さが0.55mm、直径11mm。水晶体よりも光を曲げる力が約3倍強い。角膜の内側は密度の高い房水で満たされている。血管が無いため、房水や涙を介して酸素が供給される。三叉神経が分布しているため、眼球の中では一番刺激に敏感である。角膜は以下の5つの層から構成される。-角膜上皮層-ボーマン膜(ボウマン膜)-角膜実質層-デスメ膜-角膜内皮層出典: ウィズダムブック社 矢作徹 2009…
房水によって保たれる目への圧力。眼圧の正常範囲は10〜21mmHgであり、これを上回ると高眼圧症とされる。目の中には血液のかわりとなって栄養などを運ぶ、房水とよばれる液体が流れています。房水は毛様体でつくられシュレム管から排出されます。目の形状は、この房水の圧力によって保たれていて、これを眼圧とよびます。眼圧は時間や季節によって多少変動しますが、ほぼ一定の値を保っています。眼圧が高いと、眼底の視神経が圧迫されて神経線維が減りやすくなり、これが緑内障の原因となる。受容体のP2Y…
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