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コブシの蕾。頭痛や鼻閉、蓄膿症、鼻炎などに生薬として用いられる。漢字では辛夷。*1
エストラゴールやα-ピネン、コクラウリン?などを含む。
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フェンネルやタラゴン、バジルなどの香草に含まれるフェニルプロパノイド。メチルカビコールとも。発がん性が報告されている。
鼻閉、慢性鼻炎、蓄膿症などに対する漢方。気道炎症で後鼻漏・痰が多い場合や副鼻腔気管支症候群などに対して功を奏するとされる。構成生薬はセッコウ(石膏)、バクモンドウ(麦門冬)、オウゴン(黄芩)、サンシシ(山梔子)、チモ(知母)、ビャクゴウ(白毫)、シンイ(辛夷)、ビワヨウ(枇杷葉)、ショウマ(升麻)。
鼻閉や蓄膿症、慢性鼻炎などに対する麻黄剤。小青竜湯よりやや粘性の鼻汁で鼻閉傾向や頭重感などが強い場合(副鼻腔炎)の症状に有効とされる。急性副鼻腔炎に対して良く使用され、これに加えて抗菌薬を使用することで効果を高められる。葛根湯にシンイ(辛夷)とセンキュウ(川芎)を加えた漢方。
鼻の通りが悪くなり呼吸をし難くなる症状。鼻詰まり。口呼吸やいびき、無呼吸の原因になる。原因は副鼻腔炎や蓄膿症による鼻内のポリープ、アレルギー性鼻炎などによる鼻内の粘膜の腫れ、がんを含む腫瘍など。主に血管の拡張による鼻腔内の粘膜の腫れが原因であり、その治療薬として血管収縮作用を持つ点鼻薬が用いられる。しかし、血管収縮作用を持つ点鼻薬は脱感作があり、適量以上の利用はかえって鼻閉を悪化、慢性化させる恐れがある。発症機序は未だ解明されていないが、血管収縮薬の過度の使用によって内因性の…
頭が痛くなる症状。頭痛は大きく以下の2つに分類される。-一次性頭痛(疾患以外による頭痛、慢性頭痛)--片頭痛--緊張型頭痛--群発頭痛-二次性頭痛(脳内の疾患が原因となる頭痛)脳自体は痛みを感じないため、頭痛は血管や硬膜、筋肉などから伝わる刺激であるとされる。脳そのものには感覚がなく、痛みは感じないのです。ところが、脳を包んでいる硬膜という膜には感覚が密集しています。その硬膜が、余計な血の塊の出現によって、延ばされ、ゆがんで、ひきつれて頭痛が生じるのです。
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