健康用語WEB事典

ジャスモン酸(jasmonic acid)

ジャスミンの香り成分(ジャスモン酸メチル)を構成する物質。葉緑体生体膜α-リノレン酸前駆体として生合成される。*1

ジャスモン酸の化学構造

植物内でホルモンのような働きをする(植物ホルモン)。7番目の植物ホルモンとして発見された。イソロイシンとの結合体である7-イソジャスモノイルイソロイシン?として働く場合が多い。*2*3

植物では、病原体や傷害などのストレスに応答するために必要な伝達物質として働く。*4

JAは、生長抑制や形態形成など多岐に渡る生長調整作用を示す植物ホルモンです。また、病虫害や傷害などのストレスを受けると合成され、植物の環境ストレスに対する耐性誘導に重要な役割を果たしています。さらに動物では、がん細胞への抑制効果を発揮することが知られており最近注目を集めています。*5

*1共同発表:植物に酢酸を与えると乾燥に強くなるメカニズムを発見~遺伝子組み換え植物に頼らない干ばつ被害軽減に期待~: http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170627/index.html
*2June 23, 2009 植物ホルモン・ジャスモン酸の真の活性型誘導体の同定 伊藤卓也: http://www.cbrg.riken.jp/JC/JC463.pdf
*3植物ホルモン・ジャスモン酸の主要な不活性化経路 ジャスモン酸イソロイシン12位水酸化酵素CYP94B3の発見: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/50/3/50_156/_pdf
*4地域連携・研究推進センター | 公立大学法人秋田県立大学: http://www.akita-pu.ac.jp/stic/souran/study/detail.php?id=12
*52007 年 3 月 19 日 独立行政法人 理化学研究所 植物の耐病・耐傷害メカニズムを操る新規 MAPK 経路を発見 - 病虫害・傷害耐性などストレスに強い植物の開発に期待 - : http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/press/2007/20070319_2/20070319_2.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-12-20 (金) 08:03:14