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センブリに含まれるイリドイド。苦味配糖体のひとつ。*1
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糖と糖以外の化合物が結合してできる化合物の総称。グリコシドとも呼ばれる。配糖体を構成する糖ではない部分(配糖体からグリコシル基を除いた部分)をアグリコンと呼ぶ。最も単純な配糖体はO-メチルグルコース。糖が結合した化合物は水に溶けやすくなったり、元の化合物より安定性が増大したりといった利点がある。糖とアグリコンの結合の仕方によって以下のように分類される。-O-配糖体(可逆的な配糖体)-C-配糖体(非可逆的な配糖体)
炭素数10の変形モノテルペンの一種。様々な植物に含まれ、多くは配糖体として存在する。生合成ではゲラニル二リン酸からイリドジアールを経てイリドイドが生成される。イリドイドの7位および8位間の結合が酸化的に開裂するとセコイリドイドが生成される。-ロガニン-ゲニポシド-ゲンチオピクロシド-スウェルチマリン
リンドウ科の二年草。漢字では千振。全草が胃液や唾液の分泌促進作用、血糖下降作用、苦味健胃作用を持つ生薬として使用される。生薬はトウヤク(当薬)とも呼ばれる。スウェルチアマリンやゲンチオピクロシド、スウェルチシンを含む。
味覚のひとつ。通常は食物として好ましくない物であることを知らせる不快な味覚。苦味のある物質は味細胞のホスホジエステラーゼ活性を阻害し、味細胞内のcAMPを増加させる。苦味受容体はT2Rのファミリー。ある物質から苦味を感じるかどうかは遺伝子にも影響を受ける。
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