健康用語WEB事典

スタチン(statin)

脂質異常症の治療薬。HMG-CoAレダクターゼの働きを阻害することからHMG-CoA還元酵素阻害薬とも呼ばれる。

スタチン系薬剤は、高脂血症に対して広く用いられている薬剤で、コレステロールの合成を阻害することで、血中コレステロールを下げます。*1

冠動脈の疾患(心筋梗塞)に効果があることが大規模臨床試験で確認され、その後の研究により、コレステロール値を下げる作用や動脈硬化を抑制する効果があると報告されている。*2

スタチン系薬剤の種類

*1癌抑制遺伝子p53の変異はメバロン酸経路を活性化することで、正常な乳腺の構造を失わせる - 世界の幹細胞(関連)論文紹介 - 慶應義塾大学 グローバルCOEプログラム 幹細胞医学のための教育研究拠点: http://www.med.keio.ac.jp/gcoe-stemcell/treatise/2012/20130213_03.html
*2星薬科大学 脂質異常症治療薬: http://polaris.hoshi.ac.jp/openresearch/drugs%20for%20hyperdipidemia.html

ご意見・ご要望をお聞かせください。


スタチンに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2019-05-06 (月) 08:15:07