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虫歯菌のひとつである、ストレプトコッカス属のレンサ球菌。学名はストレプトコッカス・ソブリヌス。グルコシルトランスフェラーゼを持ち、スクロースを分解して得られるグルコースを結合させて非水溶性のグルカンを合成する。ソブリヌス菌は口腔に単独で存在することは稀で、ミュータンス菌と共存していることが報告されている。さらに、この共存によって虫歯の発症を促進しているとされる。ミュータンス菌とは糖の代謝経路が異なることが知られている。また、ミュータンス菌と異なり形質転換ができないため、遺伝子…
病原性を持つストレプトコッカス属細菌のひとつ。免疫力の低下した豚に感染して様々な病態を引き起こす。豚レンサ球菌とも。豚との接触によって傷口を介してヒトに感染する。初期症状として高熱、倦怠感、嘔吐などがある。豚と同様に細菌性髄膜炎が多く見られ、髄膜炎や皮下出血、毒素ショック、昏睡などの症状を起こすことが報告されている。産生する毒素はスイリシン。タグ:
ストレプトコッカス属細菌が産生する毒素タンパク質。分子量約53〜70kDaで4〜5つのドメインからなる。細胞膜に対して膜孔を形成することによって細胞障害性を示す。CDCの細胞傷害活性にはドメイン4に存在する11merが寄与していると考えられている。C末端側4つのドメインは毒素活性に必須な基本構造である。通常のCDCは、CDC間で高度に保存されたC末端ドメイン中の11アミノ酸領域(11mer領域)で動物細胞膜のコレステロール(CHL)に結合し、膜上で40-50分子が会合して環状…
アンギノーサス群のストレプトコッカス属口腔常在細菌のひとつ。インターメディリシンを分泌する。タグ:
ヒトの口腔内に常在し、口腔内細菌叢の一部を形成するストレプトコッカス群。-ストレプトコッカス・アンギノーサス-ストレプトコッカス・コンステラータス-ストレプトコッカス・インターメディウス
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