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骨髄において、造血幹細胞の分化や増殖を統御する骨髄造血微小環境を構成する間質細胞(ストローマ細胞)。骨髄ストローマ細胞とも。造血に対して促進的のみならず抑制的にも作用する多彩な造血制御システムを有しているとされる。
自然リンパ球(ILC3)の一種。自然免疫を担当する。LTi細胞とも。胎生期において器官原基領域にてCD45陽性CD4陽性CD3陰性という特徴的な細胞表面マーカーを示す細胞。胎生期のリンパ組織(リンパ節やパイエル板)形成に関与する。この機能には間葉系由来のオーガナイザー細胞(ストローマ細胞であるLTo細胞)との相互作用が必要とされる。LTi細胞はRANKを発現し、成熟にRANKLを必要とする。リンホトキシンα1β2を産生し、リンホトキシンβ受容体を介してLTo細胞にシグナルを伝…
細胞外基質を産生して組織を支える細胞の総称。また、サイトカインなどを分泌して免疫細胞を制御したり、リンパ節においてリンパ球が活動しやすい環境を支えたりする働きを持つ。ストローマ細胞とも。上皮細胞と間質細胞の間には基底膜が存在する。ストローマ細胞は組織の骨組みとしての役割を担うと同時に免疫細胞移動のための足場として働き,なおかつそれらが活動する空間をつくり出さなければならない.ストローマ細胞の精緻なネットワーク構造はまさにこうした要求を満たすものである.
リンパ組織形成の場となるストローマ細胞。
一次リンパ器官で産生された白血球が集まる以下のような器官。二次リンパ組織とも。-リンパ節-扁桃-脾臓-小腸(パイエル板)-虫垂侵入してきた抗原の監視・迎撃を行う場となる。また、ストローマ細胞が存在する。二次リンパ組織には免疫細胞以外にストローマ細胞と呼ばれる間質細胞が存在し、二次リンパ組織全体の構造を支えております。中でもTリンパ球が集まるTリンパ球領域には細網線維芽細胞と呼ばれるストローマ細胞が存在します。このストローマ細胞は樹状細胞やTリンパ球を呼び寄せる働きをもっており…
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