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スフィンゴシン(sphingosine : SPH)

スフィンゴイド塩基のひとつ。スフィンゴ脂質の基本骨格である長鎖アミノアルコール分子式は C18H37NO2 *1

スフィンゴシンの化学構造

セラミドセラミダーゼによって分解されて生成する。スフィンゴシンキナーゼによってリン酸化されると、スフィンゴシン-1-リン酸となる。プロテインキナーゼCを強力に阻害する。*2

S1Pセラミド代謝産物であるスフィンゴシンがスフィンゴシンキナーゼ(SphK)によってリン酸化されることで細胞内において産生され、細胞外へ放出された後、生理活性物質として細胞膜上に存在するGタンパク質共役型受容体ファミリーであるS1P受容体に作用することで、細胞運動、細胞増殖、細胞接着神経伝達物質放出など様々な細胞応答に関与することが知られています。*3

*1スフィンゴ脂質について: http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-biochem/3258-2013-02-25-06-40-14.html
*2生物活性化合物の構造修飾-7 スフィンゴ脂質類縁体の合成と生物活性 東京薬科大学 薬学部 助教授 横松力 教授 渋谷皓:https://www.kanto.co.jp/times/pdf/CT_188_2.pdf
*3神戸大学 医学研究科 中村研究室: http://www.med.kobe-u.ac.jp/biochemistry/research.html

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このページの最終更新日時: 2018-03-09 (金) 11:42:52