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スフィンゴシン-1-リン酸(sphingosine-1-phosphate : S1P)

脂質メディエーターとして働くリゾリン脂質スフィンゴシンの1位がスフィンゴシンキナーゼによってリン酸化されてできる。*1

スフィンゴシン-1-リン酸の化学構造

赤血球が持つスフィンゴシンキナーゼによって生成され、血漿中に多く含まれる。S1P受容体を介して細胞の増殖や遊走、形態変化などの生理作用を示す。*2

S1P細胞膜上に存在するS1P受容体リガンドとして細胞運動制御,アクチン骨格形成,細胞増殖,接着結合形成など様々な細胞応答を引き起こす。*3

5つのS1P受容体S1P1S1P5?)が存在し、血管内皮細胞ではS1P1S1P3を介して細胞増殖促進作用を示す。*4

*1公益社団法人 日本生化学会 スフィンゴシン1-リン酸の代謝経路の全容と中間代謝体としての重要性: http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2014/03/85-07-05.pdf
*2スフィンゴシン1リン酸の破骨細胞形成に及ぼす影響 岡崎雅子: https://www.jstage.jst.go.jp/article/dentalmedres/29/1/29_40/_pdf
*3生理活性脂質スフィンゴシン1-リン酸の生理機能と代謝: https://www.pharm.hokudai.ac.jp/seika/researches/2.html
*4日本内科学会雑誌第 活性化血小板に由来する生理活性物質:臨床への展望 矢冨裕: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/97/1/97_168/_pdf

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このページの最終更新日時: 2019-02-19 (火) 12:38:24