セサミノール(sesaminol)

ゴマに含まれるリグナンの一つ。ゴマリグナンの中でも高い抗酸化作用を持つとされる。セサミン代謝後に抗酸化作用を示すのに対し、セサミノールは直接強力な抗酸化作用を発揮することが知られている。ゴマの種子中では多くが配糖体セサミノールトリグルコシド)の形で含まれている。*1

セサミノールはゴマリグナンの中でも特に強い抗酸化性を有する。これはゴマ油製造における工程でセサモリンから二次的に生成する物質であるが、ゴマ種子中にも配糖体として多量に存在することが示された。*2

セサモリン代謝されてセサミノールになる。セサミノールには以下の健康効果があることが確認されている。

セサミノールのさまざまな生理活性(強力な抗酸化活性、抗動脈硬化作用、抗がん作用など)が明らかにされ、セサミノールはセサミンと同様に、健康成分として重要視されてきました。*3

しかし、ゴマ種子中には、セサミノールはセサミノールトリグルコシドとして存在しており、これは難分解性のために、ゴマをそのまま摂取してもヒト腸管消化液腸内細菌にほとんど分解されることなく排出されてしまうと考えられている。

*1ゴマの品種・系統におけるセサミノールトリグ ゴマの品種・系統におけるセサミノールトリグ セサミノールトリグルコシドの分析 加藤晶子 大潟直樹 山口雅篤: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcsproc/240/0/240_108/_pdf/-char/ja
*2香川大学農学部・教授 片山健至 ゴマの機能性リグナンの植物生化学的研究:生合成と生分解: http://brandconcept.sakura.ne.jp/client/ts/sk/kieikai/pdf/16/19.pdf
*3東北大学大学院工学研究科 ゴマの健康成分セサミノールの生産につながる 新しい酵素の発見: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20130411_01.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-03-10 (日) 06:47:27