セサミン(sesamin)

ゴマリグナンのひとつ。ゴマに最も多く含まれるリグナンである。分子式は C20H18O6

セサミンの化学構造

ゴマに含まれるセサミンは、ピノレジノールからピペリトール?を経てセサミンになったもの。含まれる量はゴマ1粒に1%未満である。*1*2

人体内ではセサミンモノカテコールセサミンジカテコールに変化する。

セサミンモノカテコールセサミンジカテコールは、セサミンより強い抗酸化活性を示す有用な素材であることが知られています。... 生理活性物質とはヒトなどの生体に対して何らかの生理的な作用を及ぼす物質のことで、セサミンの場合は、抗酸化活性エストロゲン女性ホルモン)様活性、アルコール代謝促進、コレステロール代謝の抑制などが報告されています。ヒトがゴマを摂取するとセサミンは肝臓においてP450酵素の一種によってセサミンモノカテコールセサミンジカテコールへと変換されます。 *3

アーモンドにも少量のセサミンが含まれる。

セサミンの効果

コレステロールの吸収を抑える効果がある。*4

セサミンおよびセサミノールアルコール摂取によって増える肝臓過酸化脂質を抑える効果が確認されている。*5

セサミンについてはそれ自身の抗酸化性はないが、生体内で肝臓血清でのコレステロール吸収および合成阻害効果(Hirose et al.1991)やエタノールにより上昇した血中のトランスアミナーゼ活性(GOTGPT)を改善する効果(Akimoto etal.1993)、コレステロールの吸収や合成を阻害する効果(Hirata et al.1996)などに機能していることが報告された。*6

*1食品中リグナンの摂取と機能 リグナン研究の最新動向: http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010753234.pdf
*2秘密は、ゴマの健康成分「セサミン」 | セサミンEX 公式サイト - サントリーウエルネス: http://www.suntory-kenko.com/contents/brands/sesamin/about/sesamin.aspx
*3ごまセサミン代謝研究の扉 ― 開けゴマ! ゴマ由来生理活性物質セサミンを分解する微生物とその代謝酵素の発見: https://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/160728kobayashi.pdf
*4Inhibition of cholesterol absorption and synthesis in rats by sesamin. - PubMed - NCBI: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/1856608/
*5アルコール性脂肪肝に及ぼすゴマリグナン物質の予防効果: http://ci.nii.ac.jp/naid/110003168813
*6ゴマ種子中のセサミン・セサモリン含有量の変動要因解析と高含有品種の育成および脂質代謝における機能性評価: http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/files/9-2.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-01-07 (日) 12:17:11