健康用語WEB事典

セロコンバージョン(seroconversion)

ある抗原陰性化し、同時にその抗原に対する抗体陽性化すること。特にB型肝炎におけるHBe抗原陰性化に伴うHBe抗体陽性化を指す。セロコンバージョンの後、一般的にはウイルス量が減少して感染力は低下および機能が改善が起こる。*1

キャリアの多くは25~30歳までに肝炎を発症しますが、多くはその後「HBe抗原」が消失して「HBe抗体」が出現し(この現象を「セロコンバージョン」といいます)、ウイルスの増殖が低下あるいは停止し、機能が正常化して臨床的治癒となります。HBe抗原陽性の活動性慢性肝炎例でも男性で年率5~7%、女性で10%前後の率でセロコンバージョンを起こします。*2

以前はセロコンバージョンを臨床的治癒(治ったとみなせる状態)としていたが、実際にはウイルスが完全に排除されたわけではなく、稀に慢性肝炎肝がんへ進行する場合があることが知られている。*3

*1これだけは知っておきたいB型肝炎ガイド 大阪市立大学大学院医学研究科 肝胆膵病態内科学教室: http://www.med.osaka-cu.ac.jp/liver/education/hepatitis-b-guide.shtml
*2B型肝炎(HBV)|KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/000794.html
*3山口大学医学部付属病院 薬剤部 HBs抗原陽性(HBVキャリア)と言われた方へ: http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~yakuzai/606.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-09-16 (日) 16:02:44