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セロトニン作動性神経を参照。
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縫線核の一部。この部分のセロトニン神経の活動を増加させると不安が引き起こされる。正中縫線核に存在するセロトニン神経が不快情動をもたらすセロトニン神経であることが確認されており、不快な刺激によって活動が上昇し、逆に報酬によって活動が低下する。タグ:
手綱核の一部。腹側被蓋野や縫線核へ投射し、ドーパミン神経やセロトニン神経を主に抑制する。背側縫線核にグルタミン酸ニューロンの投射を行い、不快情動やストレスに関わるが、外側手綱核から背側縫線核への投射ニューロンが社会的挑発を受けることにより活性化することが確認されている。この興奮性入力が社会的挑発による攻撃行動の増加に関与することや、攻撃行動の増加に背側縫線核の非セロトニンニューロンのうち、腹側被蓋野に投射しているニューロンが関与することが報告されている。哺乳類においては嫌悪刺…
延髄の一部。後顔面神経核の直下から延髄腹側表面にまで展開している。血管運動中枢(心臓血管運動中枢)。圧受容器反射の最終情報統合部位で交感神経中枢。圧受容器反射に関与する複数の神経核からなる。抑制性の呼吸性ニューロンが存在する。頭側延髄腹外側野とも。また、シナプスを介さずに脊髄後角に交感神経出力として投射することから、交感神経活動中枢として知られている。圧受容器への刺激は孤束核から延髄尾側腹外側野へ伝わり、そこからGABAによる抑制性シナプスによって吻側延髄腹外側野を抑制する。…
延髄に存在する神経核。脳内全体の50%以上のセロトニン神経が縫線核に局在する。ストレスに対する防衛機能を持つ。-背側縫線核-正中縫線核-大縫線核共に内側前頭前野に投射する。
神経伝達物質のひとつ。5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT)とも。幸せホルモンや幸福ホルモンと呼ばれることがある。前駆体はトリプトファンから生合成される5-ヒドロキシトリプトファン。メラトニンの前駆体となる。脳の覚醒に関わり、メラトニンとは逆に昼に多く分泌され、夜は分泌量が低下する。体内のセロトニンの9割は消化管(腸クロム親和性細胞)にあり、脳内の神経伝達物質として働くセロトニンは全体の約2%程度である。人体中には約10mgが存在しています。このうち90%は小腸の粘膜に、8%…
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