健康用語WEB事典

タキフィラキシー(tachyphylaxis)

脱感作のひとつ。短時間に繰り返し薬物を使うことで、薬物の成分に対する反応性が急激に悪くなる現象。特に短時間で起こるもののことを指し、耐性と区別されることがある。急速耐性速成耐性とも呼ばれる。*1

例えば、肥満細胞脱顆粒剤の注射による皮膚反応が注射回数にともない減弱していく現象やヒスタミンなどによる腸管の収縮が薬剤の添加回数に応じて減弱していく現象を指す。*2

特に、短時間の頻回投与の際に一時的(秒~分単位)に起こる反応低下をタキフィラキシーと言い、ある程度の期間に渡って間欠的に投与したときに現れる日~週単位での反応低下を耐性といいます。 *3

タキフィラキシーとは、短時間の反復作用で感度が下がり、ついには無効となる状態をいう。タキフィラキシーを起こす薬物チラミンエフェドリンメタンフェタミンアンフェタミン*4

*1<薬剤師国家試験>既出問題抜粋集 第82回薬剤師国家試験抜粋: http://square.umin.ac.jp/Licence-Exam/No82-Exam/No82-Exam-1/No82-Exam-1.html
*2ステロイド外用薬アップデート 大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学皮膚科学 片山一朗: https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/55/10/55_KJ00004409383/_pdf
*3薬理学シケプリ 薬理作用の基本: http://plaza.umin.ac.jp/ycumed/data/B2-4-1_shikeprie.pdf
*4薬品作用学研究室 | 名城大学薬学部 交感神経系に作用する薬物: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/mhiramt/EText/Pharmacol/Pharm-II02-2.html

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このページの最終更新日時: 2020-04-28 (火) 16:12:13