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ビタミンB1(チアミン)の欠乏症。亡国病とも。主な症状は浮腫、末梢神経障害と心不全(衝心)。脚気の場合には膝蓋腱反射が起きなくなる。
チアミン(ビタミンB1)を分解する酵素。アノイリナーゼとも。ビタミンB1内のピリミジンとチアゾールがメチル基を介して結合している部分を切断する。
アリインとビタミンB1(チアミン)が結合した有機化合物。商品名はアリナミン。脂溶性であり、通常のビタミンB1よりも腸管から吸収されやすい。アノイリナーゼによって分解されない。タマネギやニンニクなどに含まれるアリインはビタミンB1と結合してアリチアミンとなり、ビタミンB1の調理による損失を少なくする。
ウェルニッケ脳症とコルサコフ症候群の症状が同時に起こる疾患。高次脳機能障害(記憶障害)が引き起こされる。高齢のアルコール依存症患者に多い。原因はビタミンB1(チアミン)の不足。
先天性代謝異常症のひとつ。巨赤芽球性貧血と糖尿病、難聴の3つを特徴とする。チアミン(ビタミンB1)の大量投与によりそれらの症状が軽減するためチアミン依存症とも。
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