テオブロミン(theobromine)

カカオに含まれるアルカロイドのひとつ。カフェインに類似したプリン体キサンチンの3位と7位がメチル化した誘導体3,7-ジメチルキサンチン)。

テオブロミンの化学構造

血液脳関門を通過する。マウスの実験では、経口摂取によって神経膠芽腫がん細胞細胞死に誘導する作用や、においてBDNFおよびcAMPを増加させ行動性学習能力を向上させる作用が報告されている。*1

中枢神経系を刺激する効果があり、摂取欲求を引き起こす依存性を持つ。*2

チャノキやコーヒーノキに含まれるカフェイン1,3,7-トリメチルキサンチン)やテオブロミン(3,7-ジメチルキサンチン)はプリンアルカロイドとしてよく知られた植物の二次代謝産物である。*3

チョコレートの甘い香りの有効成分。リラックス効果があり、興奮作用はカフェインに比べて緩やかであるとされる。*4

*1科学研究費助成事業 研究成果報告書 嗜好食品ががん化、老化、発達障害を予防する メチルキサンチン誘導体を中心として: https://kaken.nii.ac.jp/en/file/KAKENHI-PROJECT-25282021/25282021seika.pdf
*2日常生活の中におけるカフェイン摂取 作用機序と安全性評価: http://www.tokyo-fukushi.ac.jp/assets/pdf/introduction/bulletin/bulletin06_02.pdf
*3研究内容 | 加藤研究室(植物生理学): http://www-p.sci.ocha.ac.jp/bio-kato-lab/research.html
*4東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 川口裕司研究室 チョコレート 川口裕司: http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ykawa/2nen2006/groupeC_jp.htm

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このページの最終更新日時: 2018-08-15 (水) 10:11:42