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骨形成促進薬として使用される副甲状腺ホルモン製剤。骨粗鬆症に対する治療薬。商品名はフォルテオ。*1
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骨芽細胞による骨の形成のこと。骨化や骨添加とも。以下の二種類の様式があり、骨膜幹細胞や成長板幹細胞が重要な役割を果たすことが報告されている。-膜内骨化(膜性骨化)-軟骨内骨化(内軟骨性骨化)タグ:
甲状腺の裏にある副甲状腺から分泌され、カルシトニンと同様に、血漿のカルシウム濃度を調節する働きを持つペプチドホルモン。パラソルモンやパラトルモンとも呼ばれる。血清カルシウム濃度が8.8mg/dL以下になると副甲状腺細胞がそれを感知して分泌される。骨に含まれるカルシウムを血液中に移動させるとともに、腎臓(遠位尿細管)からのカルシウム取り込み量を増加させて血液中のカルシウム濃度を高くする働きを持つ。副甲状腺ホルモンの欠乏は筋肉の痙攣を起こし、逆に過剰となると骨軟化症が引き起こされ…
骨が弱くなり骨折しやすくなる病気。主に加齢に伴い骨のカルシウムが減少することが原因となる。米国国立衛生研究所による骨粗鬆症の定義は「骨粗鬆症は骨強度が低下し、骨折リスクが高くなる骨の障害で、骨強度は骨密度と骨の質の両方を反映する」とされる。椎骨や大腿骨などの重要な骨を骨折しやすくなるため、寝たきりや姿勢の悪化などが起こりやすくなる。男女別の患者数は女性が男性の3倍となっている。女性は閉経に伴い、骨の吸収を抑える作用のあるエストロゲンの分泌が低下するため骨粗鬆症になりやすい。カ…
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