健康用語WEB事典

トランスサイレチン(transthyretin : TTR)

サイロキシンに運ぶ役割を持つタンパク質。また、サイロキシンおよびレチノール結合タンパク質を介してビタミンAの担体として機能する。脳脊髄液眼房水では他のタンパク質と比較して高濃度に存在している。*1*2

主に脈絡膜発現し、脳脊髄液中では甲状腺ホルモンと結合する主要なタンパク質。ヒトでは18番染色体遺伝子がコードされている。*3

トランスサイレチンの90%以上が肝臓で産生される。血液中に約20~40mg/dL存在する。半減期は約2日。*4

トランスサイレチンのミスフォールディングアミロイド形成の原因となると考えられている。

*1KAKEN — 研究課題をさがす | サイロキシン結合蛋白質との親和性を利用するPCB特異的アッセイ系 (KAKENHI-PROJECT-14042203): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-14042203/
*2熊本大学大学院医学薬学研究部病態情報解析学分野 トランスサイレチンup-to-date 安東 由喜雄: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscc1971b/37/4/37_375/_article/-char/ja/
*3甲状腺ホルモン輸送:甲状腺から標的核受容体への旅路 鈴木悟 信州大学大学院医学系研究科加齢病態制御学分野: http://plaza.umin.ac.jp/~s-igaku/DATA/59_06/59_06_02.pdf
*4家族性アミロイドポリニューロパチーに対する新規治療 神経変性疾患治療の新たな時代の幕開け 信州大学医学部内科学第三講座 関島良樹: http://plaza.umin.ac.jp/~s-igaku/DATA/62_03/63_03_07.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-10-03 (木) 08:16:19