トランスフェリン受容体2(transferrin receptor) †
トランスフェリン受容体のひとつ。遺伝性ヘモクロマトーシスの責任遺伝子?であり、その変異はヘプシジンの発現を低下させる。*1
生体内の鉄の飽和度を肝細胞に伝えるセンサーの役割を持つと考えられている。トランスフェリン受容体1(TfR1)に比べて鉄に対する親和性が低く、TfR1の鉄飽和度が高くなって初めてトランスフェリンの鉄が結合するようになり、その結果HFEが結合し、細胞内にシグナルが入りヘプシジンの転写が亢進すると考えられている。*2
*1KAKEN — 研究課題をさがす | 鉄の利用障害による慢性貧血の病態解明 (KAKENHI-PROJECT-19591107): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-19591107/19591107
*2医学と医療の最前線 張替秀郎 鉄代謝 最近の知見: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/102/10/102_2699/_article/-char/ja/
*2医学と医療の最前線 張替秀郎 鉄代謝 最近の知見: https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/102/10/102_2699/_article/-char/ja/
ご意見・ご要望をお聞かせください。
トランスフェリン受容体2に関する情報を検索
この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2019-12-25 (水) 13:26:46