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トレハロースジミコール酸(trehalose-6,6-dimycolate : TDM)

結核菌やその類縁に特徴的な菌体表層糖脂質として存在する糖脂質。超高級脂肪酸であるミコール酸を構成成分とする。コードファクターとも呼ばれる。*1

トレハロースジミコール酸(コードファクター)の化学構造

トレハロースジミコール酸をマウスに投与すると肉芽腫が形成されるなど免疫賦活化能を有するアジュバントであることが古くから知られていた。これはマクロファージ発現するCLRであるMincle受容体としていることによると報告されている。*2

通常、Mincleはほとんど発現していないが、トレハロースジミコール酸の刺激によってマクロファージ樹状細胞で速やかに作られることが知られている。*3

タグ: 結核菌 糖脂質 ミコール酸 肉芽腫 免疫 マクロファージ Mincle アジュバント

*1KAKEN — 研究課題をさがす | 抗コードファクター抗体の生物学的活性の研究 (KAKENHI-PROJECT-06670299): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-06670299/
*2結核菌に対する生体防御における C型レクチン受容体の役割 大阪大学微生物病研究所分子免疫制御分野 石塚茂宜 山﨑晶: https://jata.or.jp/rit/rj/396-12.pdf
*3九州大学 結核菌を感知する新しいセンサーを発見: https://www.kyushu-u.ac.jp/f/1184/2013_04_16_2.pdf

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このページの最終更新日時: 2022-06-21 (火) 07:52:19