トロポコラーゲン(tropocollagen) †
コラーゲンを構成する、3本のペプチド(α鎖)が螺旋状に巻き付いた構造のこと。
コラーゲンは3本のペプチド鎖がらせん状に巻き付いた「トロポコラーゲン」を構成単位にしています。骨や軟骨、真皮などではこのトロポコラーゲンが集まったコラーゲン繊維が縞模様のように張り巡らされ、その間に細胞(線維芽細胞)が配置されるような形になります。*1
線維芽細胞が細胞外に分泌したⅠ型プロコラーゲンが切断されてできる。トロポコラーゲンは会合して膠原原線維(コラーゲン細線維)となり、これが集まって膠原線維が作られる。*2
*1技術評論社 石浦章一 タンパク質はすごい! 心と体の健康を作るタンパク質の秘密(2014/1/5)
*2香川大学医学部 組織細胞生物学 結合組織の定義と分類: http://www.kms.ac.jp/~anatomy2/Histology6.pdf
*2香川大学医学部 組織細胞生物学 結合組織の定義と分類: http://www.kms.ac.jp/~anatomy2/Histology6.pdf
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このページの最終更新日時: 2019-11-20 (水) 12:27:55