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ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6天然にはD体(D-グルコース)として存在する。グルコースとだけ書いた場合はD-グルコースのことを指す場合が多い。構造によってα-D-グルコースとβ-D-グルコースの2種類に分けられる(立体異性体)。食品に含まれるマルトースやスクロースなどの二糖類やデンプンは消化液に含まれる酵素によって分解されグルコースを生じる。大部分は…
ナトリウムイオンの濃度勾配を駆動力してグルコースおよびガラクトースを小腸や尿細管から血管(細胞内)へ輸送するためのトランスポーター。ナトリウム依存性グルコース輸送体やナトリウムグルコース共輸送体とも。単糖類の吸収の際、ナトリウムイオンと水も同時に吸収(共輸送)する。SLCファミリー(SLC5)に属する膜14回貫通型。発現する部位が異なる6種類のアイソフォームが確認されている。-SGLT1-SGLT2-SGLT3-SGLT4-SGLT5-SGLT6
SGLT(ナトリウム依存性グルコース輸送体)のひとつ。遠位尿細管や小腸(上部)に発現し、グルコースなどのピラノース環の2位の位置にヒドロキシ基(またはそれに類似する原子団)を持つ糖のみを特異的に吸収するトランスポーター。SGLT1の変異はグルコース・ガラクトース吸収不良症の原因となる。心筋にも発現し、心筋症の患者ではその発現量が増加していることが知られている。虚血時にはSGLT1の活性化を介した細胞内カルシウムの過負荷が引き起こされ、興奮伝導速度を低下させて心室性不整脈(頻脈…
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