ベンゾジアゼピン系の薬剤。抗不安作用や催眠作用、抗痙攣作用、筋弛緩?作用を持つ。
麻酔前の催眠導入薬として用いられる。また、不眠症、点頭てんかん、ミオクロヌス発作、失立発作、焦点性痙攣発作?、精神運動発作?、自律神経発作?などの治療薬として用いられる。*1
関連する用語
筋肉が不随意的に急激な収縮を起こす現象。-強直性痙攣-間代性痙攣-スパスム
ミオクロニー発作、特有の脳波所見、精神発達遅滞を特徴とする乳児期の最も悪性なてんかん発作。乳児または年少の幼児にのみ起こる。
てんかんで見られる激しい転倒発作。体幹の緊張が急に失われて倒れる。迷走神経刺激療法による改善が報告されている。脱力発作とも。
睡眠を促すこと。
ベンゼンとジアゼピンが結合した構造を持つ環式化合物。ベンゾジアゼピン系の化合物は、海馬に存在する受容体に結合して、抑制性神経伝達物質であるγ-アミノ酪酸の活性を高めることで、抗不安作用や鎮静、催眠、記憶の抑制(健忘)を引き起こす。副作用として依存症(常用量依存)、幻覚、錯乱、呼吸抑制、肝機能障害などがある。また、徐波睡眠(ノンレム睡眠)を減少させる。ベンゾジアゼピン系催眠薬を服用すると薬は血流を介して脳へ移行し、GABA受容体と共にイオンチャンネル複合体を形成しているベンゾジ…
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