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分子にニトロソ基(-N=O)を付加する化学修飾。ニトロシル化とも。*1
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ニコチンがニトロソ化したニトロソアミン。タバコの煙に含まれ、主流煙には100~550ng/本、副流煙には500~2750ng/本が含まれるとされる。
アミンがニトロソ化されて生成される、以下の構造を持つ化学物質の総称。腺組織にがんを発生させやすい性質が指摘されており、実験的投与でも肺や胃、膵臓や腎臓にがんを発生させることが証明されている。ニトロソアミンは煙草の副流煙に主流煙の数倍から数十倍含まれており、非喫煙者における腺がん発生の原因とされる。亜硝酸塩は第二級アミンと同時に摂取するとニトロソアミンを発生させるため法規制を受けている。また、硝酸塩は口腔の細菌が持つ酵素によって還元され亜硝酸塩となるため、同様にニトロソアミンを…
システイン残基チオール基でのニトロソ化。S-ニトロシル化とも。
ピリン系の有機化合物。アミノフェナゾンとも。解熱鎮痛薬として使用されていたが、消化管内でニトロソ化を起こしがんを発生させる可能性が指摘され、国内では1977年に経口剤としての使用が禁止されている。アミノピリンの代謝産物の副作用として蕁麻疹、固定薬疹および顆粒球減少症がある。
ある物質的特性を示す、原子が2個以上結合してできる物質。
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