ハンタウイルス心肺症候群(hantavirus cardiopulmonary syndrome : HCPS) †
ハンタウイルスによる感染症のひとつ。咳や呼吸困難などの呼吸器障害と心原性ショックなどを主徴とする。前駆症状として発熱と筋肉痛が必ず起こるとされる。致死率は40%と高い。*1*2
アメリカ大陸での流行が報告されており、他の地域では見られないとされる。これは原因となるウイルスを保有する宿主であるアメリカネズミ亜科およびウッドラット亜科のげっ歯類がアメリカ大陸以外では生息していないことによる。
*1げっ歯類由来ハンタウイルスとハンタウイルス感染症 苅和宏明 北海道大学大学院獣医学研究院 獣医学部門 衛生学分野 公衆衛生学教室: http://plaza.umin.ac.jp/~jsv/journal/v67-1pdf/virus67-1_025-032.pdf
*2三重大学医学部附属病院 感染対策チーム ハンタウイルス肺症候群(HPS): http://www.medic.mie-u.ac.jp/ict/4-27.html
*2三重大学医学部附属病院 感染対策チーム ハンタウイルス肺症候群(HPS): http://www.medic.mie-u.ac.jp/ict/4-27.html
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このページの最終更新日時: 2020-03-29 (日) 08:13:26