健康用語WEB事典

バルプロ酸(valproic acid)

てんかん発作欠神発作)に対する治療薬。ヒストン脱アセチル化酵素の阻害作用を持つ。妊婦が内服した場合、胎児に悪影響を及ぼす恐れがある。商品名はデパケン*1*2

バルプロ酸の化学構造

γ-アミノ酪酸GABA)の合成を促進し、GABA作動性神経を増強する。*3

ナトリウムチャネルT型カルシウムチャネルの抑制およびGABAトランスアミナーゼの阻害にってGABAを増量させると考えられている。*4

脊髄性筋萎縮症で減少するSMNタンパク質の量を増やすことが知られている。*5

*1バルプロ酸への胎内曝露が胎児の大脳皮質形成を障害する 藤村公乃(小児科)|KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/sp/contents/medical_info/science/201705.html
*2デパケン錠100mg/デパケン錠200mg: http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1139004F1096_1_06/
*3日本薬理学雑誌 国原峯男 佐瀬真一 荒川明雄 新規抗てんかん薬ガバペンチン(ガバペン®): https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/129/4/129_4_299/_article/-char/ja/
*4バルプロ酸ナトリウム錠100mg「アメル」/ バルプロ酸ナトリウム錠200mg「アメル」: http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1139004F1088_1_07/
*5患者さん由来のiPS細胞を用いて脊髄性筋委縮症の病態を再現|ニュース|ニュース・イベント|CiRA(サイラ) | 京都大学 iPS細胞研究所: https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/150323-162822.html

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このページの最終更新日時: 2020-02-28 (金) 10:30:11