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ネクロプトーシスを参照。
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インフラマソームによって活性化されるカスパーゼ。IL-18の成熟に関わる。かつてはアポトーシスには関与しないと考えられていたが、神経細胞ではアポトーシス、マクロファージではパイロトーシスを起こすことが知られている。細胞質のガスダーミンDの有無により異なるタイプの細胞死を引き起こすことが報告されている。カスパーゼ1はもともとIL-1β変換酵素(ICE)として同定された酵素であり、その活性化は炎症性サイトカインIL-1βやIL-18を成熟型へとプロセシングする。さらに、ガスダーミ…
カスパーゼ1によって切断されることで細胞のパイロトーシスを誘導するタンパク質。細胞質に存在する。
がんやウイルス感染、活性酸素などの様々なストレスを感知して細胞内で形成されるタンパク質の複合体。NLR、ASC、カスパーゼ1から構成される。尿酸結晶やDAMPsにより活性化され、カスパーゼ1がIL-1βのN末端を切断することでIL-1βを活性型にする。マクロファージは細胞内への病原体の侵入を感知するとインフラマソームを形成してカスパーゼ1を活性化し、IL-1βやIL-18などのサイトカインを分泌すると共に、パイロトーシスと呼ばれるカスパーゼ1依存性の細胞死を起こす。
グランザイムが引き起こす非カスパーゼ依存性の細胞死のひとつ。ネクローシスに似た細胞死。プログラムネクローシスやパイロトーシスとも呼ばれる。RIP-1やRIP-3などの酵素によって制御され、TNF-αや紫外線、ウイルスの感染などによって誘導される。これまでヒトの細胞には大きく分けてこの2つの細胞死があると考えられてきましたが、最近になって、プログラム細胞死(自爆プログラムの作動により死ぬ)にはアポトーシス以外にも複数の種類があることが分かってきました。これらはネクロプトーシスや…
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