パルミトイルCoA(palmitoyl CoA) †
パルミチン酸とコエンザイムA(CoA)が結合した有機化合物。セラミドの構成要素となる。*1
スフィンゴシンの代謝産物。前駆体はトランス-2-ヘキサデセノイルCoA。*2
スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)がS1Pリアーゼによりヘキサデセナールへ分解された後、パルミトイルCoAとなり、その大部分がグリセロリン脂質へ代謝される。一部はβ酸化やスフィンゴ脂質にも利用される。*3*4
*1九州大学 細胞障害性脂質の合成・蓄積を防ぐアミノ酸セリンの新たな代謝生理機能を解明 -生活習慣病症状の改善や発症遅延に貢献できる可能性-: https://www.kyushu-u.ac.jp/f/6081/2015_04_28.pdf
*2皮膚神経疾患シェーグレン・ラルソン症候群原因遺伝子Aldh3a2のノックアウトマウスを用いた皮膚病態解析: https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/64635/1/Tatsuro_Naganuma.pdf
*3KAKEN — 研究課題をさがす | スフィンゴシン1-リン酸代謝経路の解明とシェーグレン・ラルソン症候群の原因究明 (KAKENHI-PUBLICLY-23116501): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PUBLICLY-23116501/
*4北海道大学大学院薬学研究院 生化学研究室 研究課題2: https://www.pharm.hokudai.ac.jp/seika/researches/2.html
*2皮膚神経疾患シェーグレン・ラルソン症候群原因遺伝子Aldh3a2のノックアウトマウスを用いた皮膚病態解析: https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/64635/1/Tatsuro_Naganuma.pdf
*3KAKEN — 研究課題をさがす | スフィンゴシン1-リン酸代謝経路の解明とシェーグレン・ラルソン症候群の原因究明 (KAKENHI-PUBLICLY-23116501): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PUBLICLY-23116501/
*4北海道大学大学院薬学研究院 生化学研究室 研究課題2: https://www.pharm.hokudai.ac.jp/seika/researches/2.html
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このページの最終更新日時: 2018-08-13 (月) 19:38:09