ヒドロキシラジカル(Hydroxyl Radical : OH・)

活性酸素の一つ。活性酸素の中では特に反応性が高くタンパク質脂質糖質核酸などを酸化するため、体への悪影響が強いと言われる。*1

過酸化水素から金属イオン触媒で生じるヒドロキシラジカルは極めて反応性が高くもっとも危険な活性酸素と考えられています。*2

ヒドロキシラジカルは、過酸化水素から金属イオン(主に)を触媒として起こるフェントン反応によって生じると考えられていた。

しかし、フェントン反応の式における金属イオン Fe2+(正確には[Fe(H2O)6]2+)は、体内ではほとんど存在が確認されておらず、フェントン反応によるヒドロキシラジカルの生成は実際には起きていないとの見解および実験結果の報告がなされている。

ごく最近になって東京大学の江波らによって、フェントン反応においてヒドロキシラジカルは生成していないという実験結果が報告された。*3

ヒドロキシラジカルは反応性が高いために寿命が短く、検出が難しいとされる。

*1生体内のレドックス(酸化還元)反応と活性酸素種 | 学校法人東邦大学: http://www.toho-u.ac.jp/sci/bio/column/031624.html
*2|健康長寿|老化のメカニズム 生体分子に起こる加齢変化: http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/aging/doc3/doc3-03-1.html
*3金沢医科大学総合医学研究所 客員教授 西田雄三 Fenton反応とヒドロキシルラジカル: https://www.kanto.co.jp/dcms_media/other/backno7_pdf92.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-09-11 (火) 09:01:09