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2つのグアニジンが窒素を1個共有して結合した有機化合物。ビグアニドとも。
ビグアナイド薬の基本骨格となる。
関連する用語
炭素原子による分子を基本骨格とする化合物の総称。かつては生物が生み出す物質と考えられていたが、1828年にフリードリヒ・ウェーラー(Friedrich Wöhler)によって、無機化合物であるシアン酸アンモニウムから有機化合物である尿素を人工的に合成可能であることが証明された。以下の物質は炭素を含むが、例外的に無機化合物に分類される。-黒鉛(石墨)-ダイヤモンド-炭酸カルシウムなどの鉱物-一酸化炭素、二酸化炭素などの気体タグ:
ビグアナイドを基本骨格とする、血糖値を降下させる薬剤。糖尿病の治療薬。ビグアナイド系糖尿病薬とも。肝臓に作⽤することで糖新生を抑制し、末梢組織でのインスリン感受性を改善したり、腸管からの糖吸収を抑制して血糖値を下げたりする。同時に食欲を抑制する作用もある。半減期が1時間半〜3時間と短い。ミトコンドリアの呼吸鎖(複合体Ⅰ)を阻害することで、β細胞内のインスリン分泌顆粒に貯蔵しているインスリンのβ細胞外への放出を抑制する。副作用は乳酸アシドーシス。
ビグアナイドを参照。
2つのアミノ基を持つ有機化合物。分子式は CH3強い塩基性。タンパク質の代謝によって生成され、尿に含まれる。
人体に必要な元素のひとつ。元素記号は N空気中には無色で無味・無臭の気体(N2)として存在している。空気の成分の約80%を占める。液体の窒素(-196℃未満)は凍結療法に用いられる。
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