ピロリジジンアルカロイド(pyrrolizidine alkaloid)

様々な植物が持つピロリジジン骨格を持つアルカロイドピロリチジンアルカロイドとも。がん障害を引き起こす毒性がある。*1

6000以上の植物から350種類のピロリジジンアルカロイドが発見されている。主にキク科、マメ科、ムラサキ科の植物に含まれる。食用の植物であるフキやフキノトウ、ツワブキ、様々な花の蜜を含む蜂蜜などにも含まれることが知られているが、少量である。

過去にピロリジジンアルカロイドを含む植物であるコンフリーの健康食品(サプリメント)を恒常的に摂取したことによる死亡事故がアメリカやニュージーランドで起こった。*2

コンフリーに含まれる有毒物質はピロリチジン?(あるいはピロリジジン,pyrrolizidine)アルカロイドです.ピロリチジンアルカロイドは,コンフリーなどのムラサキ科ヒレハリソウ属植物のほか,キオン属(Senecio)をはじめとするキク科植物,マメ科植物などに含まれるアルカロイドです.キク科のフキ(Petasites japonicus)の花茎(フキノトウ)にもピロリチジンアルカロイドが含まれていますので,ゆでてアク抜きをして食べた方がいいでしょう.もっとも,苦くて多量には食べられませんが.*3

ピロリジジンアルカロイドの種類*4

*1北原晴男 弘前大学教育学部紀要 (+)-ターネホルシディンと(+)-ハスタネシンの合成研究: http://repository.ul.hirosaki-u.ac.jp/dspace/bitstream/10129/2732/1/HirodaiKyoikugakubuKiyo_64_3.pdf
*2日本評論社 畝山智香子 「健康食品」のことがよくわかる本 2016/1/15
*3農研機構 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 コンフリーの毒性: http://www.naro.affrc.go.jp/org/niah/disease_poisoning/comfrey.html
*4特集 身の回りの毒 | 岐阜薬科大学同窓会: http://dousoukai.gifu-pu.ac.jp/kokonoe/vol77/tokusyu-minomawarinodoku

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このページの最終更新日時: 2018-09-20 (木) 14:30:15