健康用語WEB事典

ファイトアレキシン(phytoalexin)

植物が病原体や昆虫などによるストレスから身を守るために産生する化合物の総称。健全な組織にはほとんど存在しないが、病原体感染を受けたときに植物がde novo生合成する。ポリフェノールなどのファイトケミカルなどが含まれる。*1

一般的には英語の発音に近い「ファイトアレキシン」と表記されることが多いが、文部科学省学術用語集では「フィトアレキシン」と掲載されている。*2

健全な植物には存在せず、病原感染紫外線照射、重金属ストレスなどにより誘導的に生産される二次代謝産物とされる。*3*4

ファイトアレキシンの例

*1技術評論社 武村政春 DNAを操る分子たち エピジェネティクスという不思議な世界(2012/3/15)
*2植物の自己防御物質フィトアレキシンの多様性 植物は自ら作る多様な抗菌性物質で病原菌に対抗する 茨城大学農学部 長谷川守文: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/55/8/55_547/_pdf
*3イネの耐病性増強へつながる成果-生理活性フラボノイド「サクラネチン」生産の鍵酵素遺伝子をイネで発見 | 東京大学大学院農学生命科学研究科: https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2012/20120604-1.html
*4植物の生体防御機構 (臨床皮膚科 63巻5号) | 医書.jp: https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.11477/mf.1412102298

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このページの最終更新日時: 2020-04-26 (日) 09:47:55