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ペア型受容体CD300ファミリーの一つであり、細胞を活性化させる免疫受容体。真菌感染によって炎症性樹状細胞のCD300bが真菌の脂質成分であるフィトスフィンゴシンを認識すると、樹状細胞は一酸化窒素を産生して好中球を局所に集積させ、炎症が促進することが報告されている。タグ:
酵母の細胞壁を構成する多糖類。プロペルジンと結合して第二経路によるC3の活性化に関わる。炎症性樹状細胞に発現する免疫受容体CD300bは、ザイモサンに含まれる脂質であるフィトスフィンゴシンを認識して活性化され、真菌感染による慢性炎症を促進することが報告されている。脾臓CD11chigh細胞はザイモサンの刺激に対して大量のIL-12p40のみを産生し、選択的にTh1細胞を誘導する。
スフィンゴイド塩基のひとつ。セラミドの前駆体。フィトスフィンゴシンとも呼ばれる。分子式は C3 スフィンゴシンの二重結合の代わりに4位にヒドロキシ基を持つ化学構造であり、存在箇所は表皮、胃、小腸、腎臓、肺など。酵母から動物まで広く生体内に存在する。酵母では主要な長鎖塩基。熱ストレス条件下において細胞の増殖を制御する。
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