健康用語WEB事典

フロリジン(phlorhizin)

1835年にリンゴの樹皮から発見された、尿によるの排泄を増加させる有機化合物。最初のSGLT阻害薬。*1

フロリジンの化学構造

SGLT1およびSGLT2に非選択的に働くことや、o-グルコシド構造のためβ-グルコシダーゼによって分解されやすこと、経口摂取ではバイオアベイラビリティが低い(吸収性が悪い)などの問題があるため、ダパグリフロジン?などの後継薬が開発された。*2

血漿中の活性型GLP-1濃度を有意に上昇させる。この作用はシタグリプチンとの併用により増強される。*3

*1SGLT2阻害薬による糖尿病新規薬物療法 佐藤吉彦 信州大学医学部内科学第四教室(糖尿病・内分泌代謝内科): http://plaza.umin.ac.jp/~s-igaku/DATA/63_01/63_01_03.pdf
*2桑原宏永先生 テーマ抄読会「りんごは、実をかじるな!!~新しい糖尿病薬のお話~」: http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/intmed-1/case/data/2010/syoudoku_20101126.pdf
*3消化管ナトリウム・グルコース共輸送体1(SGLT1)のグルカゴン様ペプチド-1分泌における役割、及び2型糖尿病治療におけるSGLT1阻害の意義に関する研究 [論文内容及び審査の要旨] : HUSCAP: https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/69373

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このページの最終更新日時: 2018-08-22 (水) 14:54:13