ブドウ糖 †
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白色脂肪細胞脂肪細胞のひとつ。ひとつの大きな脂肪滴を持つため、単胞性脂肪細胞とも呼ばれる。トリアシルグリセロール(中性脂肪)を皮下脂肪や内臓脂肪として体内の余分なエネルギーを蓄積する。白色脂肪細胞の細胞表面にはインスリンの受容体が存在し、インスリンが結合することで血液中からグルコースを取り込み中性脂肪として蓄える。また、アディポサイトカインを分泌して全身の機能調節に関わる。交感神経(アドレナリン受容体)によって活性化され、必要となった時に、蓄積している脂肪をエネルギーとして使用するために…
細胞質基質細胞の内、細胞質から細胞小器官を除いた液状成分のこと。サイトゾル(サイトゾール)とも呼ばれる。種々のイオンや酵素などのタンパク質を含む。細胞質基質のpHは7.0〜7.4程度の中性。解糖が行われる場。細胞小器官が浮かんでいる液体の部分を細胞質基質あるいはサイトゾール(cytosol)と呼んでいる。サイトゾールにはカリウムイオンなどのイオン類のほか、多くのタンパク質やその原料であるアミノ酸、ブドウ糖などが溶け込んでいる。細胞質基質と細胞小器官を合わせて原形質と呼ぶ。オートファジー…
グルコースヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6天然にはD体(D-グルコース)として存在する。グルコースとだけ書いた場合はD-グルコースのことを指す場合が多い。構造によってα-D-グルコースとβ-D-グルコースの2種類に分けられる(立体異性体)。食品に含まれるマルトースやスクロースなどの二糖類やデンプンは消化液に含まれる酵素によって分解されグルコースを生じる。大部分は…
糖尿病血液中のブドウ糖(グルコース)を調整するインスリンを分泌するβ細胞の異常や、インスリンが自体が効きにくくなることによって血糖が増え、血糖値が上がる病気。血液中のブドウ糖が尿に漏れ出る(糖尿が出る)ことからその名前が付けられた。糖尿病の患者数は国内に約1000万人ほどと言われている。初期には自覚症状はほとんどないが、合併症を引き起こす可能性の高い危険な疾患。糖尿が出た時点で糖尿病はかなり進行していると考えられる。血液中のグルコースがうまく消費されず、代わりに脂肪が消費されるため…
糖新生糖質以外の物質(乳酸やピルビン酸、プロピオン酸、アミノ酸、グリセロールなど)からグルコースを生成すること。糖新生は食事からのグルコースが無く、肝臓内のグリコーゲンも使い果たした場合に脳で必要な血糖を維持するために行われる。主に肝臓や腎臓で行われる。脳や骨格筋、心筋などでも起こる。脂肪酸からはピルビン酸が生成できないため、糖新生に利用できない。クエン酸回路の一部と解糖系の逆反応によって行われる。直接逆反応を起こせない(不可逆反応)部分では、迂回の反応経路が利用される。例えば、乳…
近位尿細管 肝臓 糖質 脳脊髄液 高血糖 血糖値 エリスリトール 血糖 異性化液糖 単糖当量 低血糖 メイラード反応 ぶどう糖 SGLT2阻害薬コメント・訂正・追記
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