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ヨーグルトの製造に用いられるラクトバチルス属細菌。ホモ乳酸菌。ブルガリア菌やブルガリクス菌、ヨーグルト菌とも。生酸温度は30〜50℃、増殖適温は37〜40℃。明治乳業株式会社が保有するヨーグルトスターター菌。リン酸化多糖体を産生し、in vitro でのB細胞マイトジェン活性、マクロファージ活性化といった免疫賦活作用が報告されている。成人62人と対象とする9週間に渡る二重盲検試験では、R-1乳酸菌がインフルエンザウイルスに対するワクチンの効果を増強することが報告されている。タ…
牛乳を乳酸菌や酵母の働きで発酵させた食品。発酵乳とも呼ばれる。乳に乳酸菌が入るとなぜヨーグルトができるか? 乳の中には乳糖という糖分が含まれています。乳酸菌は、この乳糖を栄養源として増殖し当然多量の乳酸を生成します。また、乳には、カルシウムやリンなどが結合したカゼインという特殊なタンパク質が2~3%含まれています。このカゼイン分子は、幾つも集まって微粒子(1万分の1mm程度)となり、目には見えませんが、乳中に無数に浮かんでいます。このカゼイン粒子に乳酸が作用すると、カゼインに…
ストレプトコッカス属の乳酸菌のひとつ。通性嫌気性。ヨーグルトやチーズを作る際のスターター菌として認定されている。熱に強い特性を持ち、市販されている製品にも多く使用されている。60℃30分の加熱殺菌では死滅せず、45℃で良好な増殖を示す。名前のサーモフィルスは熱を好むことを意味する。腸内環境改善作用を持ち、便秘や下痢の改善などに効果的とされる。ブルガリア菌(ラクトバチルス・ブルガリカス)はサーモフィルス菌生育に必要なアミノ酸やペプチドを作り、サーモフィルス菌はブルガリア菌生育に…
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