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分子構造に2個以上の不飽和結合(二重結合)を含む脂肪酸。PUFAとも。多価不飽和脂肪酸のうち、リノール酸とα-リノレン酸は体内で合成できないため必須脂肪酸である。-リノール酸(二価、必須)-α-リノレン酸(三価、必須)-γ-リノレン酸(三価)-ジホモ-γ-リノレン酸(三価)-アラキドン酸(四価)-エイコサペンタエン酸(EPA)(五価)-ドコサヘキサエン酸(DHA)(六価)リン脂質と結合した状態のDHAやEPAは吸収率が高いことが報告されている。これはホタテガイなどに含まれるこ…
グリセロリン脂質のひとつ。sn-1位にビニルエーテル結合、sn-2位に多価不飽和脂肪酸を有するエーテル型グリセロ脂質。最も酸化を受けやすいリン脂質とされる。プラズマローゲンとも。ヒトのリン脂質全体の18%を占める。組織によって分布が異なり、脳や網膜、心臓、骨格筋、白血球、精子などに多く存在する。プラスマローゲンは体内でペルオキシソームの膜タンパク質であるFAR1に触媒されて開始され、全7段階の反応を経て小胞体で完了する。天然には、Xの部分の構造が異なる以下の2種類が存在する。…
脂肪酸アシルCoAレダクターゼのひとつ。プラズマローゲンの生合成における律速酵素。ペルオキシソーム膜に存在する。細胞内のプラズマローゲンの量によって分解され、過剰にプラズマローゲンが生成されないように制御されている。
ホスホリパーゼA2によって加水分解され、脂肪酸をひとつ失ったプラズマローゲン。リゾプラズマローゲナーゼによって脂肪族アルデヒドに代謝される。
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