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芳香族化合物のひとつ。分子式は C5H4N4
プリンを骨格として持つ化合物をプリン体と総称する。
卵、牛乳、砂糖を主な原料とする洋菓子。*1
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炭素原子による分子を基本骨格とする化合物の総称。かつては生物が生み出す物質と考えられていたが、1828年にフリードリヒ・ウェーラー(Friedrich Wöhler)によって、無機化合物であるシアン酸アンモニウムから有機化合物である尿素を人工的に合成可能であることが証明された。以下の物質は炭素を含むが、例外的に無機化合物に分類される。-黒鉛(石墨)-ダイヤモンド-炭酸カルシウムなどの鉱物-一酸化炭素、二酸化炭素などの気体タグ:
イノシン酸デヒドロゲナーゼを特異的に阻害し、プリンのde novo合成を阻害する免疫抑制剤。グアニル酸シンターゼも弱く阻害する。商品名はブレディニン。1984年に腎移植後の免疫抑制薬として認可され、その後ループス腎炎、関節リウマチ、原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群への適応が追加されている。
ヌクレオチドのグループのひとつ。核酸塩基としてプリン塩基を持つヌクレオチドであり、プリンヌクレオチドを指してプリン塩基と言う場合もある。食物中のプリンヌクレオチドはリン酸基が外されてプリンヌクレオシドとなり、加リン酸分解によってその核酸塩基(プリン塩基)が切り離される。その遊離した核酸塩基は全てキサンチンに代謝され、最終的には尿酸となり尿で排泄される。核酸を構成するプリンヌクレオチドには以下のものがある。-アデニル酸-デオキシアデニル酸-グアニル酸-デオキシグアニル酸
プリンアナログのひとつ。成人T細胞白血病/リンパ腫やヘアリー細胞白血病に対する治療薬。商品名はコホリン。アデノシンデアミナーゼを強力に阻害する。その結果としてデオキシアデノシンなどの抗腫瘍効果を有するアデノシン誘導体が出現し、これらの誘導体が抗腫瘍作用を発揮すると考えられている。シクロホスファミドとの併用は心毒性が発現し死亡する例が報告されていため不可。
プリンアナログのひとつ。DNAポリメラーゼやRNAポリメラーゼを阻害し、核酸合成とDNA修復を阻害することにより抗腫瘍作用を示す。商品名はフルダラ。貧血または血小板減少症を伴う慢性リンパ性白血病、低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫などに対して使用される。
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