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芳香族化合物のひとつ。分子式は C5H4N4
プリンを骨格として持つ化合物をプリン体と総称する。
卵、牛乳、砂糖を主な原料とする洋菓子。*1
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ATPを神経の中の小胞内に貯蔵する働きを持つヌクレオチドのトランスポーター。神経や内分泌、免疫細胞の分泌小胞に局在し、膜電位差を駆動力として塩化物イオン依存的にATPを小胞内に輸送する。分泌小胞が開口放出されると、ATPやその代謝物がプリン受容体に結合し、下流に情報を伝達する(プリン作動性化学伝達)。脊髄後角の神経細胞に存在する。神経損傷などの刺激によって小胞内のATPが細胞外へ放出されると、それがミクログリアのP2X4受容体に結合して痛みを起こす。エイコサペンタエン酸(EP…
ゲノムDNA上の位置を移動することができる塩基配列のこと。ヒトのゲノム全体の45%を占めるとされる。動く遺伝子や転移因子とも呼ばれる。この移動には転移酵素と呼ばれる酵素が必要。トランスポゾンは自身の塩基配列中に転移酵素(トランスポゼース)の遺伝子配列を持つ。遺伝子再構成を引き起こす。トランスポゼースの働きによってゲノムから切り離されたトランスポゾンは環状のDNAとなって移動し、ゲノムの他の部位に挿入される。アサガオの変わり咲き(突然変異)の多くはトランスポゾンによる遺伝子再構…
炭素原子による分子を基本骨格とする化合物の総称。かつては生物が生み出す物質と考えられていたが、1828年にフリードリヒ・ウェーラー(Friedrich Wöhler)によって、無機化合物であるシアン酸アンモニウムから有機化合物である尿素を人工的に合成可能であることが証明された。以下の物質は炭素を含むが、例外的に無機化合物に分類される。-黒鉛(石墨)-ダイヤモンド-炭酸カルシウムなどの鉱物-一酸化炭素、二酸化炭素などの気体タグ:
イノシン酸デヒドロゲナーゼを特異的に阻害し、プリンのde novo合成を阻害する免疫抑制剤。グアニル酸シンターゼも弱く阻害する。商品名はブレディニン。1984年に腎移植後の免疫抑制薬として認可され、その後ループス腎炎、関節リウマチ、原発性糸球体疾患を原因とするネフローゼ症候群への適応が追加されている。
ヌクレオチドのグループのひとつ。核酸塩基としてプリン塩基を持つヌクレオチドであり、プリンヌクレオチドを指してプリン塩基と言う場合もある。食物中のプリンヌクレオチドはリン酸基が外されてプリンヌクレオシドとなり、加リン酸分解によってその核酸塩基(プリン塩基)が切り離される。その遊離した核酸塩基は全てキサンチンに代謝され、最終的には尿酸となり尿で排泄される。核酸を構成するプリンヌクレオチドには以下のものがある。-アデニル酸-デオキシアデニル酸-グアニル酸-デオキシグアニル酸
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